数理学習研究所


数理学習研究所は、
“本質的な数理学習”を支援します。


数理学習研究所の理念

<“本質的な数理学習”を求めて>

ひとくちに算数・数学を勉強する、と言っても、その目的は様々でしょう。数学者になりたい人もいれば、受験に役立てるためという人もいます。仕事をする上で必要な人もいれば、学校のテストで悪い点を取りたくないだけという人もいるでしょう。そういった個々の目的にあわせて、勉強のやり方は当然違ってくるとは思いますが、しかし果たしてそれらは、本当にそれぞれ全く別のものなのでしょうか。
私は、そうは考えません。どれも根っこは同じ、算数・数学です。それぞれの場面で違う面を見せているだけです。その根本には、表面的な状況にとらわれない、すべての算数・数学の学習に通底する”本質的な数理学習”があるはず、と考えています。
数理学習研究所は、目的を達成すればその後は役に立たない”表面的な学習”ではなく、目的を達成した後も、また、目的が変わっても無駄にならない”本質的な学習”を追究し、それを個々の学習者のニーズに合わせた形で提供することを目指します。

<勉強とは”成長すること”である>

勉強とはなにか。それは「知らなかったことを知り、できなかったことをできるようにすること」だと考えています。端的に言えば、それは”成長すること”と同義であり、「生きる力」の本質である、と言っても過言ではありません。
大人になってから、もっと勉強しておけばよかった、と思う方もいらっしゃるでしょう。授業に全くついていけず、これ以上は数学の勉強ができない、と思っている方もいらっしゃるでしょう。しかし、勉強を“成長すること”であると捉えれば、それは本来”いつからでも””どのレベルからでも”始められるものです。今できないことがあるのであれば、それをこれからできるようにすればいいのです。
今いる場所より一つ上の段へ。“勉強”したい人に学習機会・環境を提供し、その“成長”を支援させていただくことが、数理学習研究所の存在意義です。

<”わかる”から”身につく”へ>

従来の教育業界では、「”できる”だけではいけない。”わかる”ようにならなければいけない。」と言われてきました。つまり、公式や解法をそのまま使えるだけでなく、それらの背景や重要な概念も理解しなければならない、という主張です。もちろん、それは間違いではありません。しかし、数理学習研究所は、そこからさらにもう一歩踏み込み、数学的な考え方を”身につける”、すなわち、普段の生活や必要な場面において、自然に数学的な技術・考え方を使えるようになることを、学習の目標としています。
アインシュタインは言いました。「学校で学んだことを一切忘れてしまった時に、なお残っているもの、それこそ教育だ」と。頭で考えてようやく理解できるだけではなく、数学的な振る舞いが自然にできるようになること。それが、数理学習研究所の提供したい“学習”です。


数理学習研究所の事業

・数学関連書籍の校正
編集中・出版ご予定の書籍の、数学に関する部分の校正をお引き受けします。
数式部分での誤植や、論理展開の誤りなど、気になることがありましたらご相談ください。
お値段は、分量・納期・専門性などを総合的に判断した上で、決定させていただきます。

・個別指導のご案内
小学生~大人の方まで、個々のニーズにあわせた学習指導をいたします。
(小学校低学年向けには、“数理能力錬成カリキュラム”を実施いたします。)

・思うこと、考えること、感じること
算数・数学・教育などを主なテーマとして、活動をしていく上で思ったこと、考えたこと、感じたことを書いています。

・おとなのための楽しい数学入門@東急セミナーBE
大人の方を対象とした、本格的な数学の講座です。
(本講座は終了いたしました。)


数理学習研究所の考え方に賛同してくださる方、活動にご協力してくださる方を随時募集しております。
ご連絡は、 toshihiro_oda@kurotake.net まで。