ご無沙汰しております、あけましておめでとうございます。新年早々メガネのつるが折れた小田です。
大事なメガネなので、それなりに丁重に扱っていたつもりだったのですが、根元からぽきっといってしました。ぽきっとな。
さて、そんなこんなで2015年になりました。
年も明け、ついに今年も入試の季節がやってきました。
今年教えているのは中学受験の子ばかりで、早い子だと昨日から実際に試験が始まっています。そしてメインとなるのは2月の第1週。もう1ヶ月もありません。ラストスパートの時期ですね。
毎年この時期になると、自分が中学受験生だった頃を思い出します。ずいぶんと昔の話なので、あまり覚えていることも多いわけではないのですが、塾の先生の言葉の中でひとつ、とても印象に残っているものがあります。
私の通っていた塾では、入試当日の朝、その学校のグラウンドの空いているところで集まって、“最後の授業”をやっていました。そして、その最後に先生がおっしゃった言葉です。
「君たちには、盆も正月もなかったやろが!」、と。
言われてみて、それまでの一年間を振り返ってみると、確かにお盆休みもお正月も、塾で勉強していました。
小学生最後の夏休みも冬休みも、毎日塾に通っていました。
もちろん、そこまでやることに賛否両論あると思います。しかし、当の本人たちにしてみれば、そこまでしてでも憧れの学校に行きたかった、というだけの話です。
今、目の前には全力で頑張っている子どもたちがいます。
かつての私と同じように、夏休みも冬休みも、遊びに行くことより、目標に向かって努力することを選んだ子たちです。
私は普段は基本的に、別に受験のためだけに勉強するわけではない、純粋に算数・数学ができるようになるために勉強するんだ、という指導方針ですが、実際に受験生を目の前にすると、やはりみんな合格してほしいですよね。
残された時間はもうわずかですが、最後まで、できる限りの支援をしていきたいと思います。