そして伝説へ。

ご無沙汰しております、温かいココアが大好きな小田です。
あったまりますよねー。いいですよねー。
ちなみに、バンホーテンのが好きです。スティックタイプが便利です。
そんなこんなで、ドラゴンクエスト展に行ってきました。
この土日で終ってしまうということなので、平日のうちに慌てていってきました。
ドラクエ歴は、6からスタートして5をやり、1,2,3をゲームボーイでやって、あとは7と9をやり、っていう感じです。
ちなみに、一番思い入れがあるのは、やっぱり最初にやった6です。
当時は祖母の家にしかスーパーファミコンがなかったので、長期の休みで帰省するときくらいしかプレイできなかったのですよ。
しかも、スーファミの使用時間は兄弟でかわりばんこ。もちろん、それをめぐってケンカして怒られたりとか。
あと、ストーリーの進行状況が近いと、先に進めたら未知の冒険を楽しめる、あとから遊ぶと効率よくゲームを進められる、っていうなかなかに究極の選択になったりします。そして、そこでまたもめる、と。
まあでも、家にいる間に「今度遊ぶときはこうしよう」とか、いろいろと妄想したりするのが一番楽しかったです。
それはそれとして、ドラクエ展では入り口で「戦士」「武闘家」「僧侶」「魔法使い」から自分の職業を選ぶシステムになっていて、職業ごとに問題の違うクイズラリーの紙(冒険の書)を渡されるのですが、なんかこういうのって少し気恥ずかしいですよね。
普通にRPGをやってるときもそうなのですが、自分の自分に対するイメージ、みたいなものがあるじゃないですか。
戦士や武闘家みたいな、前線で自分の身を削って戦うようなキャラでもなく、僧侶のように献身的に仲間の回復につとめるキャラでもなく。
ここはやっぱり魔法使いかなぁと。
自分の中での自分のイメージでは、「バイキルトかけてあげるから、ちょっと戦ってきてよ」っていうセリフがものすごくしっくりきます。
「えー、ザコ相手にMP使うのとかもったいないじゃん」とか言いながら、大して高くもない攻撃力の杖で弱い敵をポコポコ叩いている場面も、容易に想像できます。
そしてボスとの闘いでは、みんながさんざん戦ったあと、最後に後ろからでっかい呪文とかを使ってドヤ顔でとどめを刺したりして、おいしいところを持って行ったりするんですね。なんてやなやつだ。
展示前半の最後で、竜王をたおすイベントがあり、各職業の代表が選ばれてそれぞれの武器(レプリカ)を振り回すのですが、なんと魔法使い代表として選ばれてしまいました。
なんかこの手の観客参加型のイベントにはちょいちょい選ばれるんですが、そんな誘い受けオーラ出てますかね。
たぶん、頼みごとをしても断られないオーラは出てるんだろうなあ、と思いますが。
展示後半はドラクエが出来上がって行く舞台裏で、プロが集まって仕事をする、っていうのはこういうことなんだなあ、ととても勉強になったのですが、その中には鳥山明氏の原画や、すぎやまこういち氏の手書き楽譜に並んで、堀井雄二氏の手書きの企画書/仕様書が。
子供のころはゲームデザイナーに憧れた時代もあり、RPGツクールなどで実際に作っていた時代もあったのですが、結局、面白いゲームをつくるためのエネルギーの持っていき方がよく分からなくて上手くいかなかったんですよね。
10年前にこれを見ていたらきっと人生変わってたんだろうなぁ、と。
でもまあ、今の自分でも、今の自分にあった“ゲーム”は作れると思うので、それはそれでいいかもしれません。
以下、写真。

入口のスライムタワー。
平日だったので、人は少ないとはいえないまでも、じっくり見て回る余裕はありました。

展示部分のうち、撮影可能な等身大モンスター像。
このゴーレム以外にもいろいろと。

クイズラリーに答えて正解するともらえる勇者の証(缶バッヂ)。
当然NOT FOR SALE。
近々、スライム肉まんを食べます!


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